24 March 4x5のベタ焼き 前回現像したフィルムの続き。 うちの暗室では4x5を引き伸ばしすることができないので、キャビネ判にベタ焼きをしました。 露出が適当すぎてなにも参考になりませんでした。 印画紙はフジのKM3を使っています。号数紙で標準よりひとつ硬調の印画紙です。 これでも全然硬調だとは思わないので、フィルム自体が軟調に仕上がっているようで、はじめからバキバキに硬調だとどうしようもなくなるので、これくらいで好都合かなと。 そして焼いて気付く、裏表逆。 フィルムベース面を印画紙に密着させて焼いてます。これはいけない例です。 グラフマチックを使っているのでカウンター表示が映り込むのですが、正直この機能本当に要るのかと疑問に思っていました。 だって焼くときカウンターの幅分トリミングしなきゃいけなくなるじゃないですか。実質面積が小さくなるので。 でも、現像したりネガを管理していると、やっぱりこれあったほうが助かるなと思いました。 コマごとのデータをとったり、特定のコマをピックアップして現像するときに便利です。 当たり前ですが大判だけあって線がとても細くてシャープ。 引き伸ばすのに全く困らない画質なのは確認できます。 ネガ自体の出来も、プリントの仕上がりの幅を選べるだけの余裕のあるコントラストで、フィルムの銘柄と現像液の組み合わせはこれでいいんじゃないかと思います。 コントラストが欲しければフィルター使って調整すればいい。 恐れていた光線引きもなさそうで、グラフロックのないカメラでグラフマチック使って大丈夫かと懸念していましたが、慎重に扱えば大丈夫そうです。 まだ未現像のフィルムがあるので、現像方法の調整も考えつつ試してみようと思っています。 PR