16 September 旅帰りの収穫 旅帰りに立ち寄った中古カメラ市で入れたもののお話。 ジャンク品や売り切り捨て値の品々、計7,560円。 コニカARマウントの35-70mm f3.5ズームレンズ。 そんなに興味はなかったけど、安かったのでとりあえず見せてくれと言って出してもらった。 持っていたコニカT3に取り付けてみたら案外悪くなくて、通しでf3.5なのと最短撮影距離が35cmというスペックに使い勝手の良さを感じて購入。 元値より値下げしてくれた。ありがとう。 ズームレンズって最短撮影距離が70cmとか1.2mとかそういうのが多いイメージだったので、35cmなのはちょっと驚いた。 ソ連製の有名なパンケーキレンズ。industar 50-2 昔から使ってみたかったけど、僕の普段の生活圏では見かけることがなかったレンズ。 妥当な値段だったのでこの機に購入。 噂通り小さいし軽いし、使い方によってはなかなか便利なのでは。 絞りリングがゆるゆるなのとレンズ正面を覗き込まないと指標が見えないので、速写性はよくなさそう。 tessar型ということで写りには定評があるようなので楽しみ。 なんだこれ、と思って手に取って興味を持った一眼レフ。 REVUE FLEXのSD1というモデルのようだ。 プラスチッキーな質感と、見た目に反してシャッターのしっかりした手応えに「これはコシナのOEM品か?」とおもったのだが、調べてみるとチノン製造の海外輸出品らしい。 機械式のシャッターユニット、1/1000までのシャッター速度、三点式LEDの露出計というドシンプルな構成。 ウリになる要素がなにもない、必要十分にして最低限。 強いて言うならマウントがM42なことくらいか。 M42マウントが全盛だった時代は金属ボディのカメラが主流だったので、プラスチックボディのM42マウント機種は軽量という点ではアドバンテージ。 M42マウント全盛期が過ぎて、Kマウント機種の製造に舵を切った後の時代に、海外では未だ需要のあったM42マウント機種を作った、それがこのSD1だったようだ。 M42マウントのレンズは普段から多用しているので、ドシンプルで軽量なこの機種は僕的には全然アリ。 海外輸出機だった為か、電池蓋を開けたら国内では見たことのない型番のボタン電池がでてきた。 VARTAは水銀電池互換アルカリ電池を作っているのを知っている。 MADE IN GERMANYの刻印、前ユーザーは輸出先である海外の人だったのだろう。 残念ながらメーターは不動だったが、機械式シャッターなので写真を撮る分には全く支障はない。 大事に使おうと思っている。 PR