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23 February

新しいビデオを製作しました

はじめまして、の次の記事になにを書こうかと考えて、もうちょっとパーソナルを掘り下げた記事を書こうとしていましたが、タイミング的に新しいビデオを製作したのでそのことについて書こうと思います。


今週、2本のビデオが公開されました。










今更ですが、ビデオの制作もちょいちょいやっています。
僕の屋号であるAtelierDwarfは写真の個人サークルと銘打っています。
なので映像制作はカテゴリ的にちょっと外れているのですが、実は写真や旅よりも映像制作の方が先にスタートしています。
近頃は旅先で風景の映像を撮って作品を作りたいと思ってビデオカメラを買ったりしているのですが、結局荷物の優先度的に持って行けず、作れず仕舞いな状態だったりします。


さて、上の2本の映像ですが、クレジットあったりなかったりですが両方とも僕が撮影・制作をしています。
2本目の映像には珍しく僕自身も映っています。こういう映像に自分を入れること本当に少ないので。

映っている彼らについての話はまた今度あらためて紹介させていただくことにして、今回のビデオ制作は2年以上前から構想がスタートしていました。
彼らの活動をアピールするためのビデオはすでにありましたが、制作されてから年月がたっていて活動メンバーの入れ替わりや容貌が随分と変わっており、また活動の仕方も変わってきたため、ビデオ自体を新しく作る必要があると感じたことがきっかけです。

ポイントにしたのは2つ
・和歌山で活動するグループなので和歌山ならではのロケーション
・"ヨーヨー"と"ヨーヨーをする人物"をアピールする映像であること

和歌山で活動している、というところが重要で、彼ら自身も”和歌山”ということをキーにしたイベントに多数出演していて”和歌山のパフォーマー”ということを強くアピールしています。
なので、撮影地もロケーションを狙った県外ではなく、あくまで和歌山県内の景勝地や観光スポットで撮影しています。
また、パフォーマーを紹介する映像なので勿論パフォーマー自身の技術力は大事なのですが、彼らの活動コンセプトの中に『ヨーヨーの認知と普及』があるので、技術力よりも「ヨーヨーってかっこいい」と思われるような映像にしたいという狙いがありました。
なお、あくまでパーソナルな部分を紹介することが目的なので所謂ロケ形式ではなく、なんとなくヨーヨーしているところをなんとなく撮る、というスナップ形式で撮影しています。
これとは別に、僕が個人的に澄ました表情やクール"ぶった"表情が苦手という理由もあって、本当は気さくで腰が低い人たちなのに、わざと表情をつくることによってこわいイメージを持たれたり威圧的に感じられるのは、映像的には成功でもそこから先につながるときに損をするんじゃないかと思っています。
彼らはネット越しではなくて、実際に対面して話をして演技をする人たちなので、人間味を伝えるのは大事なことだと思いました。

こういったことを踏まえて、旅好きな僕が彼らを遊びに誘って和歌山県内のイチオシスポットに連れ出して、いい景色の中でヨーヨーをしているところを撮影する、ということを繰り返していたら2年以上時間がたっていました。


それでたった30秒の映像ができました。

ティザームービーかと思われるかもしれません。これが本編です。
最近僕がつくるビデオはだいたい20~40秒のものがほとんどです。
これは完全に僕の主観なのですが、30秒程度だったら興味がなくても見てくれるかな、見飽きて集中力が切れても30秒ならもつかな、という狙いがあります。
僕自身、あまり画面の前でじっとしていられないタイプの人間なので、テレビでドラマやアニメ、映画がやっていても最後まで見ずに席をたつことが多々あります。
youtubeのビデオも、面白くないと思ったらすぐに次の動画に移るので、長尺の動画は特に最後まで見ない傾向にあります。
そういう理由で、僕自身が視聴者だったらまあ30秒なら興味なくても短気でも、なんとか見てくれるんじゃないか、と思ってこの長さにしています。

あと、制作サイドの事情を少しお話しすると、映像の尺が長くなればなるほど、全体を通しての起承転結を気にするようになります。より中身を重視するようになるんです。
僕は編集作業をするときはだいたいそのときのインスピレーション任せに勢いで作ってしまうので、立ち止まって起承転結や構成を考え出すとどんどん作るものが破綻してしまって、「結局これはなんの映像なんだ?」というコンセプトブレブレのものになってしまいます。(実際、2本目の映像は一度没作を作っています)
なので、僕自身がコンセプトを見失わないギリギリの尺が30秒という事情もあります。
ほかの制作者に任せればきっとこうはならないと思います。

ほかに理由があるとすれば、あくまで宣伝広告としての映像なので、twitterやinstagramに載せやすい尺のほうが使いやすいだろうという理由もあります。
まだまだ彼らがやっているヨーヨーは一部の人しか知らない(それこそ見たことのある人しか知らない)パフォーマンスなので、見たことのない人にもヨーヨーがなにか伝えるためには、まず映像があった方がわかりやすいのではないか、という感じです。
1本目のビデオはまさにそうで、イベントの告知に併せて添付すればヨーヨーパフォーマンスがなにかわからない人にもイメージがつかめるんじゃないかというのが動機で制作をしました。



本当はこういう後付の解説って無粋で、制作物ですべてを語るのが粋なんでしょう。
いま僕は、相当格好悪いかもしれない。
メインの写真ではこういう後解説とかしないので、こういうことができるのはやっぱり片手間仕事ならではなのかもしれません。

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